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最初に英文の構造・構成を考えます。
文
英文の場合、1つの文は1つ以上の節と句からなります。句はないこともあります。
節と句
節と句のどちらも2つ以上の単語がまとまって1つの意味の塊を形成します。節と句の違いは、前者が主語(主部)と述語動詞を含むのに対して、後者は含まないことです。
節の構造
節は主部と述部からなります。述部の核になるのが述語動詞(以下、動詞)です。同時に節の核とも言えます。その動詞の語法に応じて節の構造が規定されるからです。
節の種類
節は2種類あります。主節とその他の節です。主節は文の中に必ずひとつ以上なければなりません。既述のように、主節は文の核と言えます。
その他の節としては、接続詞節、関係詞節、that節などがあります。
取扱いが面倒な節
取扱いが面倒な節として節の中の節と句の中の節があります。それぞれの例を次に示します。
例 | |
節の中の節 | I know that … |
句の中の節 | in order to know that … |
この場合、節とその節の中の節、句とその句の中の節を切り分け、それぞれを独立した意味の塊と捉えます。
文の構造上の分類
文は、構造上次のように分類できます。
主節の数 | 主節以外の節の数 | 句の数 | |
単 文 | 1 | 0 | 0以上 |
複 文 | 1 | 1以上 | 0以上 |
重 文 | 2以上 | 0 | 0以上 |
重複文 | 2以上 | 1以上 | 0以上 |
まとめ
以上、文の節と句について簡単に概説しました。
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